弾指の間(読み)ダンシノカン

デジタル大辞泉 「弾指の間」の意味・読み・例文・類語

だんし‐の‐かん【弾指の間】

指をはじくだけのきわめて短い時間。
芭蕉断末魔も既にもう、―に迫ったのであろう」〈芥川枯野抄

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精選版 日本国語大辞典 「弾指の間」の意味・読み・例文・類語

だんし【弾指】 の 間(あいだ・ま・かん)

  1. 仏語。指をならすに要する短い時間。極めて短い時間。弾指頃(だんしきょう)弾指頭。
    1. [初出の実例]「臨終の正念成故に弾指の間に往生す」(出典:空也和讚(12C後か))

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