弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約(だんどうだんげいげきミサイルせいげんじょうやく)

核ミサイルを迎撃するミサイル(antiballistic missile, ABM)・システムを制限する条約戦略兵器制限交渉(SALTⅠ)の結果,1972年に米ソが調印,発効。核ミサイル防御手段を互いに制限し,核への核報復という恐怖均衡により,核兵器使用抑止を図った。アメリカが2002年にミサイル防衛計画を進めるために離脱し失効

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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