弾飛(読み)はじきとばす

精選版 日本国語大辞典 「弾飛」の意味・読み・例文・類語

はじき‐とば・す【弾飛】

〘他サ五(四)〙 はじいて遠くへ飛ばす。はねとばす。
道草(1915)〈夏目漱石〉下「女に近寄りたがる彼を〈略〉却って女から弾(ハジ)き飛(ト)ばした」

はじけ‐と・ぶ【弾飛】

〘自バ五(四)〙 はじけて飛ぶ。はねとぶ。
太陽のない街(1929)〈徳永直突風黒影の群は、軒庇をたばしる雹のやうに、石塀の頂辺からはじけ飛び」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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