精選版 日本国語大辞典 「形作・容作」の意味・読み・例文・類語
かたち‐づく・る【形作・容作】
[1] 〘自ラ五(四)〙
※世俗諺文鎌倉期点(1250頃)「女は己を悦ぶ者の為に容(カタチツクル)」
② ある形ができあがる。ある形になる。
[2] 〘他ラ五(四)〙 形を作る。形成する。
かたち‐づくり【形作・容作】
〘名〙
① 容貌、身なりなどをつくろうこと。化粧や身じたく。
※高山寺本名義抄(鎌倉初)「観 カタチヅクリス」
※俳諧・五車反古(1783)冬「いさ雪見容(カタチツクリ)す蓑と笠」
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