彩絵・濃絵(読み)だみえ

精選版 日本国語大辞典 「彩絵・濃絵」の意味・読み・例文・類語

だみ‐え ‥ヱ【彩絵・濃絵】

〘名〙
濃彩を施した絵。
満佐須計装束抄(1184)一「平絹のかざみの上の袴、うちぎぬまた常のことなり。これもいくへもかさねだみゑもかき」
障壁などの大きい画面に金銀極彩(ごくさい)を用いて描いた、豪華で強烈な印象を与える絵画様式。
信長公記(1598)一一三国名所狩野永徳に仰付けられ、濃絵(ダミエ)に移され」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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