彭叔守仙(読み)ほうしゅく しゅせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「彭叔守仙」の解説

彭叔守仙 ほうしゅく-しゅせん

1490-1555 戦国時代の僧。
延徳2年生まれ。臨済(りんざい)宗。京都東福寺の自悦守懌(しゅえき)の法をつぐ。天文(てんぶん)7年東福寺の住持となり,16年南禅寺にうつる。のち東福寺に善慧院創建能登(のと)(石川県)崇寿寺などの住持をつとめた。五山文学者としても著名。天文24年10月12日死去。66歳。信濃(しなの)(長野県)出身。別号に瓢庵。著作に「猶如昨夢(ゆうによさくむ)集」「鉄酸饀(てつさんとう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android