役どころ(読み)やくどころ

世界大百科事典(旧版)内の役どころの言及

【役柄】より

…これがさらに細分化し,立役から荒事(あらごと)師,和事(わごと)師,実事(じつごと)師,捌き(さばき)役,辛抱立役など,敵役から公家(くげ)悪,色悪,実敵,半道敵,叔父敵など,女方から片はずし,赤姫,娘方,世話女房,老女方,女武道などが作り出された。近代では,これら〈役どころ〉に相当するものをも役柄と呼ぶようになった。 なお,西洋の演劇にもこのような〈役柄〉的要素は存在している。…

※「役どころ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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