待受(読み)まちうけ

精選版 日本国語大辞典 「待受」の意味・読み・例文・類語

まち‐うけ【待受】

〘名〙
① 待ちうけること。
滑稽本東海道中膝栗毛発端(1814)「ねづみいらずから五合とくりをとりいだし、まづまちうけに、しらふではおかしいと」
当世具足の背に設けた指物受筒(うけづつ)をささえる受け台。

まち‐う・ける【待受】

〘他カ下一〙 まちう・く 〘他カ下二〙 来るのを予想して、準備して待つ。迎え待つ。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「物などきこえ給てまかで給ふままに、御つかさの人まちうけたてまつりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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