デジタル大辞泉
「後の世」の意味・読み・例文・類語
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のち【後】 の 世(よ)
① あとにくる時代。将来。後代。後世。
※
書紀(720)舒明即位前(北野本訓)「然して乃ち、後の生
(ひと)の言
(まう)さく、吾二人、国を破れり。是れ後
(のちノヨ)の悪
(あ)しき名なり」
② 死後の世。来世。後世(ごせ)。あの世。
※続日本紀‐神護景雲三年(769)一〇月一日「忠
(ただ)しく浄き名を顕し、後世
(のちのよ)には
人天の勝楽を受けて、終に仏と成れと念ほしてなも」
※
源氏(1001‐14頃)
若紫「のちの世の勤めも、いとよくして」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報