後入・後妻・後夫(読み)あといり

精選版 日本国語大辞典 「後入・後妻・後夫」の意味・読み・例文・類語

あと‐いり【後入・後妻・後夫】

〘名〙
① (後入) 後から入って来ること。また、その人、物。
※歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)三幕「先きのは替り替り。あと入(イ)りは、続いて続いて」
後妻、または後添いの夫。
※自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉写生帖「人の好くない四十男を後夫(アトイリ)にしたので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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