後家村(読み)ごけむら

日本歴史地名大系 「後家村」の解説

後家村
ごけむら

[現在地名]前橋市後家町

箱田はこだ村の南東部にあり、四方を箱田村に囲まれた小村元禄郷帳に高七六石とあり、高崎藩領。正徳年間(一七一一―一六)の植野堰最初掘立御普請書(武井文書)では村高すべてが植野うえの堰の水を使用している。江戸後期の家数七(御改革組合村高帳)。明治一〇年(一八七七)頃の田反別四町八反余・畑反別四町七反余、家数八(うち社一)、人数男一六・女一九、牡馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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