後生は徳の余り(読み)ゴショウハトクノアマリ

デジタル大辞泉 「後生は徳の余り」の意味・読み・例文・類語

後生ごしょうとくあま

一生懸命に徳行を積めば、おのずから極楽往生の願いもかなえられるものであるということ。一説には、後生を願うための信心も、暮らし向きに余裕があってこそできるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後生は徳の余り」の意味・読み・例文・類語

ごしょう【後生】 は 徳(とく)の余(あま)

熱心に徳行を積めば、おのずから来世の極楽往生も得られるものである。一説に、信心も暮らしむきに余裕があってこそできるの意とする。信心は徳の余り。
洒落本・無頼通説法(1779)「諺に申ごとく、後生はとくのあまり、三月ひなの餠は、くれの餠米のあまりじゃと申せば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android