後藤 兼三(読み)ゴトウ ケンゾウ

20世紀日本人名事典 「後藤 兼三」の解説

後藤 兼三
ゴトウ ケンゾウ

明治・大正期の海軍少将



生年
明治12(1879)年6月15日

没年
昭和12(1937)年2月6日

出身地
福岡県

学歴〔年〕
海軍機関学校〔明治35年〕卒,海大〔明治40年〕卒

経歴
海軍に入り、日露戦争には戦艦三笠分隊長として出征。対馬機関長、安芸機関長、第1水雷戦隊機関長、海軍機関学校教官、海軍大学校教官などを歴任。大正12年海軍省機関局第1課長を経て、13年少将となる。造船造兵監督官などを務め、15年予備役に編入された。のち日本電波社長などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤 兼三」の解説

後藤兼三 ごとう-けんぞう

1879-1937 明治-大正時代軍人
明治12年6月15日生まれ。日露戦争で戦艦三笠(みかさ)分隊長をつとめる。海軍大学校教官,海軍省機関局第一課長などを歴任し,大正13年海軍少将。のち日本電波社長などをつとめた。昭和12年2月6日死去。59歳。福岡県出身。海軍機関学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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