後集(読み)コウシュウ

デジタル大辞泉 「後集」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅう〔‐シフ〕【後集】

前に出した詩歌集や文集などに対して、それに漏れたものやその後の作品などをあとから選び足したもの。「菅家後集」⇔前集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後集」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゅう ‥シフ【後集】

〘名〙 詩歌集、文集などで、前に出された集に対して、あとから選び足したものをいう。
評判記・満散利久佐(1656)序「わらはべの、もてありく草紙をみるに〈略〉後集(コウシウ)難波物語は、あらまし、道を聞はつりたる者の、書たる物なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android