徒侍・歩侍(読み)かちざむらい

精選版 日本国語大辞典 「徒侍・歩侍」の意味・読み・例文・類語

かち‐ざむらい ‥ざむらひ【徒侍・歩侍】

〘名〙 (「かちさぶらい」とも)
徒歩供奉(ぐぶ)または行列先導を務める侍。〔甲陽軍鑑(17C初)〕
歌舞伎傾城壬生大念仏(1702)上「瑠璃姫は乗物に召、かち侍御供申せば」
② =かち(徒)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android