徒徒し(読み)アダアダシ

デジタル大辞泉 「徒徒し」の意味・読み・例文・類語

あだあだ・し【徒し】

[形シク]
誠実でない。無責任だ。
「人の、ふみを―・しく散らすと聞きて」〈風雅・恋三・詞書〉
浮気だ。好色がましい。
「たはぶれに―・しき御心なし」〈栄花・さまざまの喜び〉
内容が空虚で、いいかげんである。
さても仏の教へは、―・しき事のみぞかし」〈読・春雨二世の縁〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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