徒物(読み)あだもの

精選版 日本国語大辞典 「徒物」の意味・読み・例文・類語

あだ‐もの【徒物】

〘名〙 はかないもの。むなしいもの。もろいもの。
古今(905‐914)恋二・六一五「命やは何ぞは露のあだものをあふにしかへば惜しからなくに〈紀友則〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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