徒臥し(読み)イタズラブシ

デジタル大辞泉 「徒臥し」の意味・読み・例文・類語

いたずら‐ぶし〔いたづら‐〕【×臥し】

徒寝いたずらね」に同じ。
「君は解けても寝られ給はず、―と思さるるに」〈帚木

あだ‐ぶし【×臥し】

独り寂しく寝ること。あだね。
「そま人のまき仮屋の―におとするものはあられなりけり」〈山家集・上〉
その場かぎりの男女の交わり。あだまくら。
「かの―の因果めが煩悩を起こさせますと」〈浄・薩摩歌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android