徒衆・歩行衆(読み)かちしゅう

精選版 日本国語大辞典 「徒衆・歩行衆」の意味・読み・例文・類語

かち‐しゅう【徒衆・歩行衆】

〘名〙 徒歩行列をする徒侍(かちざむらい)の中でも身分の軽い者。行列の警備などをする。おかちしゅう。
吾妻鏡‐建長四年(1252)七月二〇日「又有御方違。騎馬供奉人者無先度之儀。歩行衆之中。上野七郎左衛門尉、出羽三郎左衛門尉等申障」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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