徒衆（読み）カチシュウ

デジタル大辞泉

かち‐しゅう【^▽徒衆／徒^＝士衆】

１ 「徒侍かちざむらい」に同じ。
２ 江戸幕府の徒組かちぐみに属した武士。おかちしゅう。かちしゅ。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

と‐しゅう【徒衆】

〘名〙 (「としゅ」とも)

① 馬や乗物に乗らない徒歩の家来。徒卒。かちしゅう。

② あとに従う人々。供の人々。弟子の人々。また、民。庶民。大衆。

※続日本紀‐大宝二年（702）四月庚子「禁_下祭_二賀茂神_一日、徒衆会集執_レ仗騎射_上」 〔春秋穀梁伝‐隠公元年〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【徒衆】としゆう

庶民。部下。〔穀梁伝、隠元年〕夏五、伯、（共叔）段に(えん)に克(か)つ。～何を以てすと言はざる。段の徒衆るを見(しめ)すなり。

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出典　平凡社「普及版 字通」