徒路・歩路(読み)かちじ

精選版 日本国語大辞典 「徒路・歩路」の意味・読み・例文・類語

かち‐じ ‥ぢ【徒路・歩路】

〘名〙 徒歩で行く道。また、徒歩で行くこと。
※枕(10C終)三〇六「よろしき人は乗りてありくまじきこととこそおぼゆれ。かちぢもまたおそろしかなれど」
太平記(14C後)一六「角(かく)舟路の勢、已(すで)備前吹上に著けば、歩路(カチヂ)の勢は、備中草壁の庄にぞ著きにける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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