御七夜(読み)オシチヤ

デジタル大辞泉 「御七夜」の意味・読み・例文・類語

お‐しちや【御七夜】

子供が生まれて7日目。また、その祝い。この日、赤ん坊に名をつけることが多い。
浄土真宗報恩講のこと。8日7夜にわたって行われるところからいう。

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精選版 日本国語大辞典 「御七夜」の意味・読み・例文・類語

お‐しちや【御七夜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 子供が生まれて七日目の祝い。また、その日。
    1. [初出の実例]「お七夜の赤飯〈略〉祝儀に鰹節(かつぶし)をつけて貰って、産婆は喜んで帰る」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋〉三八)
  3. 親鸞正忌日に行なう法要である報恩講。八日七夜にわたって行なわれるところからいう。御七昼夜。

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