御中頭(読み)おなかがしら

精選版 日本国語大辞典 「御中頭」の意味・読み・例文・類語

おなか‐がしら【御中頭】

  1. 〘 名詞 〙 室町時代武家に仕える女中の頭。中臈(ちゅうろう)の頭。→御中(おなか)
    1. [初出の実例]「大上臈御中かしらほんにめし候つる」(出典:簾中旧記(1521頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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