御伽坊主(読み)オトギボウズ

デジタル大辞泉 「御伽坊主」の意味・読み・例文・類語

おとぎ‐ぼうず〔‐バウズ〕【×伽坊主】

通夜のとき、死者枕元で経を読む僧。
御伽衆おとぎしゅう」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御伽坊主」の意味・読み・例文・類語

おとぎ‐ぼうず ‥バウズ【御伽坊主】

〘名〙
① 通夜の時、死者の枕元で経を読む坊主通夜僧
② 室町以後、大名貴人の夜の話相手をするなど、側近としてお相手をした僧体の人。御伽衆。御咄の法師(ほっし)
咄本・鹿の巻筆(1686)序「月待日待のねぶりをさます、おとぎぼうずの膝をいため」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android