御執らし(読み)ミトラシ

デジタル大辞泉 「御執らし」の意味・読み・例文・類語

み‐とらし【御執らし】

手にお取りになるもの。また、敬称。みたらし。
「―のあづさの弓の」〈・三〉

み‐たらし【執らし/御弓】

みとらし」の音変化。
天皇―を用ひて刺止つきとどめて」〈雄略紀〉

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精選版 日本国語大辞典 「御執らし」の意味・読み・例文・類語

み‐たらし【御執・御弓】

  1. 〘 名詞 〙みとらし(御執)
    1. [初出の実例]「天皇弓(ミタラシ)を用て」(出典日本書紀(720)雄略五年二月(前田本訓))

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