御宇(読み)ギョウ

デジタル大辞泉 「御宇」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐う【御宇】

宇内うだいを御する意》帝王天下を治めている期間御代みよ。「崇神天皇御宇

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精選版 日本国語大辞典 「御宇」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐う【御宇】

〘名〙 (宇内(うだい)を御(ぎょ)するの意) 君主が天下を治めている期間。天皇の御治世。御代(みよ)
吾妻鏡‐元暦二年(1185)三月二四日「崇神天皇御宇」
源平盛衰記(14C前)一「延喜の御宇(ギョウ)には」 〔大唐新語

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普及版 字通 「御宇」の読み・字形・画数・意味

【御宇】ぎよう

統治する。天下。唐・白居易長恨歌〕詩 皇色を重んじて、傾國を思ふ 宇多年、求むれども得ず

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