御尤(読み)ごもっとも

精選版 日本国語大辞典 「御尤」の意味・読み・例文・類語

ご‐もっとも【御尤】

〘形動〙 (「ご」は接頭語) 相手を敬って、その言い分が理にかなっていることを表わす語。その通りであるさま。御道理。
※虎明本狂言・武悪(室町末‐近世初)「ぶほうこうにござった程に御尤でござる」
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉七「御尤(ゴモットモ)だ。御尤(ゴモットモ)な事ばかり云ふ男だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android