御憚(読み)おはばかり

精選版 日本国語大辞典 「御憚」の意味・読み・例文・類語

お‐はばかり【御憚】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① 遠慮申し上げるべきこと。
洒落本・卯地臭意(1783)「此吉さんの御手にゃァおはばかりだァ」
他人世話になったことに対して感謝する語。おそれいります。
※洒落本・辰巳之園(1770)「アイおはばかり、申やした」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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