御所[市](読み)ごせ

百科事典マイペディア 「御所[市]」の意味・わかりやすい解説

御所[市]【ごせ】

奈良県西部,金剛山地東麓の市。1958年市制。近世は桑山氏の城下町,のち天領となる。北東部の奈良盆地末端に中心市街があり,和歌山線,近鉄御所線が通じる。幕末〜明治には大和絣(がすり)の産で知られ,現在も繊維工業が盛ん。大和売薬,メリヤス,靴下,はきものを生産,農村部で良質米のほか御所ガキを特産。金剛山地は金剛生駒紀泉国定公園に属する。葛城山ツツジが有名。60.58km2。3万287人(2010)。

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