御所平村(読み)ごしよだいらむら

日本歴史地名大系 「御所平村」の解説

御所平村
ごしよだいらむら

[現在地名]川上村御所平

かつては千曲川右岸本郷ほんごう中心の集落だったが、千曲川の洪水・侵食などで左岸の現在地に移った。東ははら村、西は樋沢ひさわ村、南は甲斐国、北は広瀬ひろせ(現南牧村)小海こうみ線川上駅のある玄関口の集落。

寛永六年(一六二九)徳川忠長検地による御所平村水帳(由井文書)では、「畑屋敷合 拾七町七反三セ二九歩」が、一〇年後の寛永一六年、幕府代官による年貢割付状(由井文書)によると五段歩余川欠けで減少している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android