デジタル大辞泉
「御所様」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ごっ‐さん【御所様】
〘名〙
① 「ごしょさま(
御所様)」の変化した語。〔公家言葉集存(1944)〕
※洒落本・一事千金(1778)二「ごっさんへ、あすの晩きっとたのみいしたにへ」
※雑俳・苗代集(1857‐58)一「ふとられたゴッサン・お囲のある知っせぬ」
ごしょ‐さま【御所様】
〘名〙 (「さま」は
接尾語) 「ごしょ(御所)」をさらに敬っていう語。
※とはずがたり(14C前)一「きさらきの
十日、よゐの程に、その
気色いてきたれは、御所さまも、御心むつかしきをりから」
ごす‐さま【御所様】
〘名〙 (「ごす」は「ごしょ」の変化した語)
摂家・大臣家などの
子女がその父を呼ぶ
敬称。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報