御手形写抜書(読み)おてがたうつしぬきがき

日本歴史地名大系 「御手形写抜書」の解説

御手形写抜書
おてがたうつしぬきがき

写本 豊川家・喜舎場家ほか

解説 豊川家本は豊川家の祖で一八八七年大浜間切頭職となった長興姓九世善庸が、参遣状の後に続く王府と八重山との政策をめぐる往復文書である御手形写の乾隆三六年から道光一〇年までの文書を抜書したもの。喜舎場家文書にも乾隆三六年から光緒三年までの御手形写抜書の写本があるが、両者に共通する記事は少ない。

活字本 石垣市史叢書一一(豊川家本)、同書八重山史料集二

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android