御斗帳(読み)みとちょう

精選版 日本国語大辞典 「御斗帳」の意味・読み・例文・類語

み‐とちょう ‥トチャウ【御斗帳・御戸帳】

〘名〙 (「み」は接頭語)
神仏厨子(ずし)の中などに垂れる小さな帳(とばり)を尊んでいう語。
※俳諧・詞林金玉集(1679)八「御戸帳か花の錦の車百合一和〉」
② 人の体の前をかくす布。腰巻・ふんどしの類。
滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)九「御戸帳(ミトチャウ)のふんどしを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android