御末女(読み)おすえおんな

精選版 日本国語大辞典 「御末女」の意味・読み・例文・類語

おすえ‐おんなおすゑをんな【御末女】

  1. 〘 名詞 〙 江戸城大奥、または、諸大名奥向きなどで働いている下級女中。はしため。水仕女(みずしめ)
    1. [初出の実例]「御末(オスヱ)女渡し女にいたる迄憚りなく、三十四五人車坐に見えわたりし中へ」(出典浮世草子好色一代女(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android