御田植祭(読み)オタウエマツリ

デジタル大辞泉 「御田植祭」の意味・読み・例文・類語

おたうえ‐まつり〔おたうゑ‐〕【御田植(え)祭(り)】

年頭または田植えの前に、豊作を祈って行われる田植えの神事伊勢神宮住吉神社などのように、神田しんでん実際に田植えを行うものと、予祝行事として農作演技を行うもの(田遊び)とがある。御田植え。御田おんだ御田おんだ祭り。田植えの神事。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「御田植祭」の意味・読み・例文・類語

おたうえ‐まつり おたうゑ‥【御田植祭】

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世界大百科事典(旧版)内の御田植祭の言及

【住吉踊】より

…民俗芸能。大阪市住吉区の住吉大社に伝承される踊りで,古くは住吉大社の神宮寺,新羅寺の社僧が御田植祭に踊ったあと,住吉代参の祈禱の目的で京阪を巡回して踊ったものだという。白木綿の衣装に手甲,股引,脚絆といった旅仕度の者4~5人が円陣をつくり,音頭取りが大傘を立てて〈住吉様の岸の姫松目出たさよ〉などと傘の柄をたたきながら歌うのにつれて,うちわを打ちふり足をはねあげて踊る。…

※「御田植祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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