御目通(読み)おめどおり

精選版 日本国語大辞典 「御目通」の意味・読み・例文・類語

お‐めどおり‥めどほり【御目通】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 貴人主君などの目のまえ。主君の面前
    1. [初出の実例]「鑓(やり)一筋(すぢ)ひっさげて、天晴(あっぱれ)御馬のさきに立。御目(メトヲ)りにて、高名感状(かんてう)取べき」(出典浮世草子武家義理物語(1688)三)
  3. 貴人、主君などの目の前へ出て会うこと。
    1. [初出の実例]「御病室なぞへお目通(メドホ)りの相叶ふものではござらぬ」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android