御簡(読み)ミフダ

デジタル大辞泉 「御簡」の意味・読み・例文・類語

み‐ふだ【簡】

日給にっきゅうふだを尊んでいう語。
「つひに―削られ、つかさも取られて」〈須磨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御簡」の意味・読み・例文・類語

み‐ふだ【御簡】

〘名〙 (「み」は接頭語) 公家制度で、昇殿を許され宮中殿上の間に出仕する者の姓名を記した木簡日給の簡(ふだ)を尊んでいう語。
源氏(1001‐14頃)須磨「つゐにみふだ削られ、つかさも取られてはしたなければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android