御荘町(読み)みしようちよう

日本歴史地名大系 「御荘町」の解説

御荘町
みしようちよう

面積:五〇・九〇平方キロ

南宇和郡の中・西部に位置し、南に深く湾入する御荘湾をもち、その対岸船越ふなごし半島の北部を含む農漁業の町。中心集落は僧都そうず川河口の海岸段丘上にある平城ひらじようである。国道五六号が当町の沿岸部を通り、バスによる運輸が中心である。

僧都川で分れる城辺じようへん町とは姉妹町の観を呈し、ともに南宇和郡の中心地である。漁業は真珠養殖と鰯漁が中心で、農業では甘夏蜜柑の栽培などが行われている。

四国八十八ヵ所の四〇番札所である観自在かんじざい寺があり、平城は同寺の門前町として発達した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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