御釈迦様の鼻糞(読み)おしゃかさまのはなくそ

精選版 日本国語大辞典 「御釈迦様の鼻糞」の意味・読み・例文・類語

おしゃかさま【御釈迦様】 の 鼻糞(はなくそ)

  1. 大豆を交ぜたあられ大阪では、二月一五日の涅槃会(ねはんえ)に、各家で煎(い)って仏前に供える。御釈迦鼻糞。鼻くそ。
    1. [初出の実例]「涅槃会の事云々〈略〉団子を作るに、蓬を入て外へは豆粉をつけ、〈略〉オシャカ様の鼻くそと称して喰ふこともあり」(出典:諸国風俗問状答(19C前)三河国吉田領風俗問状答)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android