御雪・深雪(読み)みゆき

精選版 日本国語大辞典 「御雪・深雪」の意味・読み・例文・類語

み‐ゆき【御雪・深雪】

〘名〙 (「み」は接頭語)
① 雪の美称
万葉(8C後)一八・四一一一「美由起(ミユキ)降る 冬に到れば 霜置けども その葉も枯れず」
② (深雪) 深く降り積もった雪。しんせつ。《季・冬》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
※俳諧・晉明集(1772‐89頃)二「旅人に我が糧分つ深雪かな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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