御食つ国(読み)ミケツクニ

デジタル大辞泉 「御食つ国」の意味・読み・例文・類語

みけ‐つ‐くに【食つ国】

天皇食料を献上する国。
「―志摩海人あまならしま熊野の小舟に乗りて沖辺漕ぐ見ゆ」〈・一〇三三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御食つ国」の意味・読み・例文・類語

みけつ【御食つ】 国(くに)

天皇の食料を献上する国。
万葉(8C後)六・九三四「朝凪に楫の音聞こゆ三食津国(みけつくに)野島海人の船にしあるらし」

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