御食つ神(読み)みけつかみ

精選版 日本国語大辞典 「御食つ神」の意味・読み・例文・類語

みけつ【御食つ】 神(かみ)

  1. 食物をつかさどる神。大宜都比売神(おおげつひめのかみ)保食神(うけもちのかみ)・倉稲魂神(うかのみたまのかみ)豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)・若宇迦乃売命(わかうかのめのみこと)など。
  2. 宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)、すなわち稲荷神異称。俗に「三狐神」とあて字されたので、狐にこじつけられる。
    1. [初出の実例]「素盞烏尊子宇賀之御魂神。亦名専女。三狐神」(出典:伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記(1270‐85頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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