御餠(読み)おかちん

精選版 日本国語大辞典 「御餠」の意味・読み・例文・類語

お‐かちん【御餠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 餠をいう女房詞。かちん
    1. [初出の実例]「御かちん、御さかなまいり候て、ひしひしとまいる」(出典:御湯殿上日記‐慶長三年(1598)八月二二日)
  3. 仲のよい若夫婦や友達同士を、くっついて離れない餠にたとえていう。〔新時代用語辞典(1930)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android