微分積分学の基本定理(読み)びぶんせきぶんがくのきほんていり(英語表記)fundamental theorem of differential and integral calculus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「微分積分学の基本定理」の意味・わかりやすい解説

微分積分学の基本定理
びぶんせきぶんがくのきほんていり
fundamental theorem of differential and integral calculus

x関数 f(x) が区間 [ab] で積分可能であれば,区間 [ab] に属する任意の x に対して
は,x連続関数である。さらに,f(x) が連続な点においては,上の F(x) で微分可能であって,
である。これは,微分という演算と積分という演算が互いに逆の演算であることを示している。この事実微分積分学の基本定理という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android