微生物製錬(読み)びせいぶつせいれん

改訂新版 世界大百科事典 「微生物製錬」の意味・わかりやすい解説

微生物製錬 (びせいぶつせいれん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の微生物製錬の言及

【バクテリアリーチング】より

…用いる微生物の主役が,鉱山の坑内水のような環境に生育し,硫黄や鉄(II)を酸化するチオバシルス・フェロオキシダンスThiobacillus ferrooxidansなどの細菌bacteriaであるためこう呼ばれる。しかし近年,細菌以外の微生物の役割も重視され,微生物製錬microbial leaching,生物湿式製錬biohydrometallurgyなどとも称される。本技術は低品位鉱,高品位鉱いずれにも適用できるが,最近の厳しい鉱業事情および本技術の工程と管理が簡単である特徴から,経済的に処理できない低品位鉱や廃石に,また採掘時に坑内に掘り残された残鉱に適用するのに関心がもたれている。…

※「微生物製錬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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