徳乗(読み)とくじょう

世界大百科事典(旧版)内の徳乗の言及

【後藤徳乗】より

後藤祐乗を祖とする後藤宗家の5代目で,通称を源次郎光基といい,父光乗の嫡男として京都に生まれた。後藤家は代々装剣金具の製作を家業とし,足利将軍家に仕えたが,足利家滅亡後,徳乗は織田信長,豊臣秀吉に仕えた。特筆すべきは,家業のほかに大判金と金銀を測る天秤の分銅を製作したことで,同家の記録では1581年(天正9)信長から父とともに分銅大判役を命ぜられたと伝えている。…

※「徳乗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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