徳役(読み)とくやく

精選版 日本国語大辞典 「徳役」の意味・読み・例文・類語

とく‐やく【徳役】

  1. 〘 名詞 〙 戦国時代、大名領国内の財力ある者が負担した銭納課役。徳銭役。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の徳役の言及

【有徳銭】より

…有得銭とも書く。あるいは徳銭,徳役,有福ともいう。中世では徳=得であり,有徳人とは富裕な人をいった。…

※「徳役」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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