徳気(読み)とっき

精選版 日本国語大辞典 「徳気」の意味・読み・例文・類語

とっ‐き トク‥【徳気】

〘名〙
天地間に生じる自然現象もととなるもの。万物生成の根源的な力。
※玉塵抄(1563)五五「天地の徳気洋々とみちあぶれて発出して」
天子聖人威徳。また、その気品の備わっている様子
※歌舞妓年代記(1811‐15)二「鳳凰せんゑんにかけって、徳気(トクキ)を見て下り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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