心を澄ます(読み)こころをすます

精選版 日本国語大辞典 「心を澄ます」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 澄(す)ます

邪念を払って心を統一する。冷静に考える。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「花紅葉の下に心をすましつつ」
※浜松中納言(11C中)二「心すまして掻き立て給へる箏の琴の音、おもしろうあはれなる事かぎりなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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