心底・真底(読み)しんそこ

精選版 日本国語大辞典 「心底・真底」の意味・読み・例文・類語

しん‐そこ【心底・真底】

[1] 〘名〙 心のおくそこ。偽りや飾りのない、まったくの本心。こころね。まごころしんてい
※甲陽軍鑑(17C初)品四〇下「縦(たとひ)しんそこから生つきてつよき人のいふ共」
[2] 〘副〙 心から。ほんとうに。
随筆独寝(1724頃)上「神々かけてこなさまより外、二おやかけて、今迄心底とかしてねた客はないのに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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